エマワトソンは11歳の時、大ヒットした映画シリーズ「ハリーポッター」でハーマイオニー役に抜擢され、全7作に出演。現在では再びディズニー映画「美女と野獣」で大ブレイクし、ハーマイオニーのイメージを遥かに超えた大人の女優として大活躍しています。
美貌と女優としての成功のみならず、頭脳明晰なエマワトソンですが、今年2017年11月の報道で5月頃に2年越しで大切につきあってきた10歳年上のエリート彼氏、ウィリアム・ナイトさんと破局していたことがわかりました。
2014年9月に国連UNウィメンのGoodwill大使として「私はフェミニスト。男女平等のフェミニズムを訴えたい」とスピーチ。その感動的なスピーチが話題になりました。
どうやら今回の破局騒動もその彼女のフェミニズムと関係があるようなのです。いったい破局の理由とは?
2017年11月25日のUSウィークリー誌によって世間は27歳のエマワトソンが2年間お付き合いしてきた10歳年上の彼氏ウィリアム・ナイトさんと破局していたことを知らされました。
実際に別れたのは5月のようですが、元々お付き合いをあまり公にしないエマワトソンのことなのでそれまで気づかれなかったようです。美男美女お似合いの二人が破局に至った理由は?
今までも高収入の俳優仲間よりも高学歴で知的な一般人を選ぶ傾向があった彼女ですが、ウィリアムさんも大手IT企業にお勤めの超エリートでした。
彼女の知性派好みは、彼女自身もイエール大学やケンブリッジ大学にも合格した才媛だということもあるでしょう。本人の意志でアイビーリーグの名門校ブラウン大学に進学した彼女は途中オックスフォード大学に留学し、なんと英文学の博士号まで取得してしまったくらいです。
でも彼女はこれまでも一般人男性とお付き合いしてきた中で悩みがありました。
それは女優として成功した彼女の収入や財産の多さに男性が「ひいてしまう」こと。2008年には18歳でありながら日本円で約13億円も稼いでいたと言われているエマワトソン。いくらエリートでも会社勤めだととても太刀打ちできない収入ですよね。
そのせいでお付き合いをしていた男性に皮肉を言われたり、うまく行かなくなったことがあるようで「男性というものは自分より稼いでいる女性が嫌いみたい」とインタビューで語ったこともあります。今回の破局の理由もやっぱり経済的格差が問題と言われています。
もしかしてそれが彼女のフェミニズムの理由かも?
2014年の9月に国連のUNウィメンのGoodwill大使として男女平等を叫ぶフェミニズムを奨励するスピーチをしました。
「フェミニズムの定義とは、男性も女性も平等に権利と機会を与えられるべきで、男女は政治的、経済的、そして社会的に平等であるべきであるという考え方」だと主張しました。そして「男性も女性も繊細であってもいいし、男性も女性も強くあっていい。男性も自分が女性より強くなくてはと思う必要もない。それがフェミニズムだ。」とスピーチ。
そのスピーチ自体は素晴らしいと賞賛を受けたのでしたが、その後の彼女のグラビアを巡ってフェミニストとは名ばかりだと批判を真っ向からうけることに・・・。
今年2月ヴァニティ・フェア誌のグラビアで有名人気カメラマン、ティム・ウォーカーが撮ったボレロしか着ていないエマワトソンの写真がインスタグラムに投稿されると、エマのフェミニズムに関しての批判が爆発。
批判する側の言い分は「男女平等と言いながら自分は女を武器にしているじゃないか!矛盾している!」というもの。
エマはこの批判のに対して非常に驚いたようで「フェミニズムの意味は多くの人に誤解されている。私の(半分)胸を見せた写真とフェミニズムは関係ない。フェミニズムとは女性に選択を与えるもの、つまり開放と自由、そして平等。」とフェミニズムの意味を説明しました。
確かにフェミニストが女性らしさを武器にしてはいけないというのなら、女優業というものは続けていけないですよね。それにしても注目される女優という立場で自分の意見を堂々と主張するエマワトソンに敬意を評したいと思います。
イギリス人女優のエマワトソンは美貌、才能に恵まれ、11歳から「ハリーポッター」シリーズで大ブレイク、その上頭脳明晰ときています。早くから女優として成功し、なまじっか経済的に恵まれてしまったために恋人とうまくいかなくなることもあるということを以前からインタビューで話していました。
色んなインタビューで女優らしからぬ自由で正直なコメントを色々残しているエマワトソンですが、いつか本当に彼女のフェミニズムをわかってくれる男性が現れるといいですね。
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